こんにちは。
長野の占い師、町田香織です。
よく「手相を書いてもいいですか?」「何色のペンで書いたらいいですか?」という質問をいただきます。
韓国では、手相を整形して運気があがるなら、手相を変えたいという人が多いようです。そのニーズに応えて、手相整形はポピュラーなんだとか。その流れからか日本でも、手相を整形する人がいるようです。
歌手の郷ひろみさんが手相整形しようと整形外科に行ったそうですが、「そんなことをしなくても十分でしょう。」とお医者さんに言われて、結局しなかったそうです。
手相整形は、日本ですると10万円くらいで、手術時間は10分くらいだそうですが、かなり怖いです。普通に傷をつけただけだと、時間とともに治癒してしまうため、手相整形のやり方としては、熱で手を焦がしながら、傷をつける方法で手相を作っていくようです(T_T)
これで長時間、手相が持続することができるようですが、手の痛みを想像するだけで冷や汗が出てきます。
徳川家康にあって天下を取ると言われている、ますかけ線や財運線を希望する人が多く、女性は結婚線の要望も多いそうです。
手相を作ることによって、自分はラッキーだと思うことで行動力も増し、チャンスをつかむことができるのかもしれません。
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ますかけ線は徳川家康が持っていた線で「天下取りの相=ますかけ線」と言われていますが、豊臣秀吉の手相は、あまり知られていません。
豊臣秀吉は、自分の運命線をよくするために、「天下取りの相」を自らの刀で、傷をまっすぐに付けたそうです。中指の指先まで傷をつけたとか。その手形らしきものが残っていますが、まさに手首の真ん中から指先まで、まっすぐな傷ができています。
ここで言う「天下取りの相」とは、いわゆる「ますかけ線」ではなく「運命線」のことですね。
こうしてできた天下取りの相のおかげで、出世し天下を取ったという意見もある一方で、無理やり傷をつけたために、秀吉の最後は惨憺たるものだった、と言う人もいます。
豊臣秀吉は晩年発狂していた。という説もありますから、なんだか信ぴょう性のある話のような気がします。そもそも、自分の手を刀で切ること自体、狂ってると思いますけど・・・・
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無理矢理手相を作ると運勢をねじ曲げてしまうような気がします。それよりも、持って生まれた手相を活かしながら、足りないところを書き足すくらいが良いのではないでしょうか。
例えば、生命線が切れていて健康に心配があるようなら、ペンで書き足したり、爪でなぞってみるのもよいでしょう。
そして、生活を見直し不摂生をしてないか?規則正しい生活をしているか?など基本的なことを改めてみてください。
次第に線がハッキリとしてきます。同じように結婚したければ結婚線、お金が欲しければ財運線など書き足してみてください。
色はなんでも良いです。自分の気分が上がる色にしてくださいね。
当たり前の話ですが、線を書いても家でじっとしていては、何も起きません。お守りやその他の開運グッズと同じように買って満足していては、何もないのです。
すべては、あなたの意志と行動にあります。
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