こんにちは
長野の占い師、町田香織です。
どの占いも占い師のレベルによって当たる占いにも当たらない占いにもなります。占いの的中率は占い師の勉強量の問題で、占いの種類の問題ではありません。
どの学問も奥が深いものですが占いも例外ではありませんから、それを極めた人の占いの技術は、占いの種類を問わず本当に素晴らしいものだと感じます。
当たる占いを求めるのであれば、習う占術は何であれ、腰を据えてしっかりと勉強に取り組むことが大事になってきます。
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そもそも、世の中になぜこんなにたくさんの占いが存在するのか?今では、地震が起きてもTVをつければ速報が流れるし、月食や日食がどうして起こるのか分かっていますし、蜃気楼をただの自然現象として眺めています。
ですが、古代の人々は、地震や洪水、飢饉などが起きても何もできず、それが何であるかすら分かりませんでした。当時の人たちは天変地異に恐怖し、農作物の出来不出来によりに生命の不安を感じたでしょう。
日食が起これば世界の終わりと感じたでしょう。 この不安を解消する方法としてこれらは誰かの手によって行われていると考えるようになりました。その誰かはこの世界を作った「神」であると考えました。
「神」が何らかの事情によりこれらのことを起こしていると考えました。 この神の創造により、天変地異の疑問や不安の回答になり、真実はどうであれ原因が特定されることによって精神的に救われました。
そして、天変地異が起こると「神」に祈って治めてもらったり、あるいは、最初から天変地異が起こらないように祈ったりするようになりました。 あるものは「神」に事前に天変地異を教えてもらえないだろうかと考えました。
今後起こることを事前に教えてもらう「神」からの予告、「神の啓示」です。 この「神の啓示」をどうやって受け取るか。そこで生まれたのが「占い」です。
「占い」をすることで未来を知り、災いをさけられると考えました。 その後、いろいろな占い方法が考え出され、天変地異から個人的なものへと変貌しました。
今現在では、それほど、農作物の心配をすることなく、それにより生命の不安を感じることはなくりました。
しかし、現実社会に疲れはて、精神的に追い込まれる人が増えています。また、もっと幸せになりたい、人生を豊かなものにしたい、という人のために占いはあるのだと私は思います。
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