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長野の手相・算命学鑑定士、町田香織です。
皆さまは、天中殺という言葉をご存知でしょうか?天中殺は1970年代に日本中で大ブームになりました。
「天中殺に事をおこすと必ず破滅する」と、あまりにも衝撃的な取り上げ方だったため、恐いというイメージばかりが一人歩きし、当時は社会問題にもなりました。
実際には、そのようなことはありませんので、安心してください。ただし、天中殺の時期を過ごすには、ちょっとコツがあります。
それは、こちらの記事をごらんください→ 天中殺にしていいことといけないこと
さて、天中殺というのは6つのグループにわけられ、それによって占いも可能です。
①子丑天中殺グループ
②寅卯天中殺グループ
③辰巳天中殺グループ
④午未天中殺グループ
⑤申酉天中殺グループ
⑥戌亥天中殺グループ
まずは、ご自分の天中殺を調べてみましょう。こちらのサイトをお借りします→ 天中殺を調べる
①子丑天中殺グループの方
文字通り、子年と丑年が天中殺になります。子丑天中殺の方は、北の場所である父親、目上の世界が欠落しています。
父親との縁が薄く、目上に頼る人がいないため、幼少期には苦労しやすいところがあるかもしれません。
ですので、人より早く自立心が強くなり、小さい頃から「しっかりしている」と言われます。親の恩恵を受けず、自分で人生を切り開くことが成功のカギとなります。
若いころに苦労すればするほど、中年以降の運勢が上がります。それは、中年以降は目上が少なくなり、目下や部下が増えてくるからです。
とにかくコツコツと真面目に努力を重ねていくことで、人生が開花するのです。
②寅卯天中殺グループの方
文字通り、寅年と卯年が天中殺となります。寅卯天中殺の方は東の場所である、母親、兄弟の世界が欠落しています。
母親、兄弟との関係があまり良くなく、縁が薄い傾向にあります。
小さい頃からなんでも自分でやってみようという性格を持っているので、早くから母親のもとを離れて、自力で生活することを望みます。
実際には親思い、家族思いなのですが、それがなかなか伝わりいくいところがあります。
物怖じしない性格のため、人から好かれ、人脈が広がっていくことから、政治家や実業家に向いていると言われています。
③辰巳天中殺グループの方
文字通り、辰年と巳年が天中殺となります。辰巳天中殺の方は天上の心の世界が欠けているために現実的な生き方をします。
「はみ出し運」と言って、同じ親、同じ環境で育った兄弟でも、一人だけ浮いた存在で、家風や家柄から突出した個性を持ちます。
ということは、早くに親から離れて暮らした方が、辰巳天中殺の持っている特性を活かせます。雑草のような逞しさを持っていますから、どんな荒れはてたところでも、必ず芽を出し、根を張っていけます。
しかし、自分の心を言葉で表現するのが苦手なのです。心の中で思っていても、口にも表情にも出せないため、恋人からは「好きなのか嫌いなのか、わからない」と誤解を受けやすいという欠点があります。
④午未天中殺グループの方
文字通り、午年と未年が天中殺となります。南の場所である子供や部下の部分が欠落しているために、子供や部下に恵まれにくいと言われています。
これは、子供ができないという意味ではなく、子供が後を継がないため、家系を締めくくるとかまとめるという運を持っています。
また、コツコツと積み上げることが、自分の興味があることに向かうと、とことん熱中して凝り性となります。凝り性の上に知的で創造性に恵まれていますので、芸術の世界なども向いています。
⑤申酉天中殺グループの方
文字通り、申年と酉年が天中殺となります。西の場所である家庭の世界が欠落しているために、結婚運があまり良いとは言えません。
これは、結婚ができないということではなく、家庭に安心を求めることがなかなか難しい状況になります。そのため行動するエネルギーを求めて、いつでも体を動かしているようになります。
周囲からは、じっとしていない、落ち着きがない人、働き者というイメージを持たれます。例えば、アイロンがけをしながら、雑誌を見ながら、他のことも一緒にしながらテレビをみるといった具合です。
老後は南の島でゆっくりと、というわけにはいかず生涯現役を貫くでしょう。
⑥戌亥天中殺グループの方
文字通り、戌年と亥年が天中殺となります。中央の心の世界が欠落しているため、孤独なかんじを受ける人が多いでしょう。
繊細な神経を持っているのですが、一見おおらかに見えます。現実的な行動では心の中を表すことができないのですが、言葉で表すことは得意です。
なんでもないような会話の中に思いがけない深みがあるので、周りの人は聞き洩らさないようにすると良いでしょう。
「心の支え」が少ないので、何かと苦しい思いをしますが、そこを乗り越えることが戌亥天中殺の人のステージをあげることになります。
苦労が多いので、安定を得られるのは40代に入ってからでしょう。
いかがでしたでしょうか?ご自分の天中殺グループはわかりましたか?天中殺占いは、算命学の占いの中の一部です。
個々の星を出していくと、もっと詳しく分析していくことができます。是非、活用してみてくださいね。