【算命学】守護神の考え方

訪問ありがとうございます。

手相・算命学鑑定士の町田香織です。

 

算命学には守護神法というものがあります。これがなかなか難しくて、説明するのが大変なのですが、なるべくわかりやすく解説したいと思います。

 

以前のブログでもご紹介しました→【算命学】守護神とは? 

 

生年月日から命式を出し、その命式の中で心を安定させるものを守護神と呼び、守護神の邪魔をし心を不安定にさせるものを忌神(いみがみ)と呼びます。

 

算命学はもとより、守護神の大元となる考え方は陰陽五行説の木・火・土・金・水です。

 

まず、木からみていきましょう。

 

 

木性(もくせい)

 

木性は樹木や草花を表し、活木(かつぼく)と死木(しぼく)に分けて考えます。

 

活木にとっては火性と水性がともにあることが喜びとなります。太陽の光を浴び、水を吸い上げて成長します。

 

死木の場合は火性と金性があることを喜びとなります。切り倒して材木、加工材として役立てたり、火を燃やすための薪、燃料として利用します。

 

このようなことから、活木の場合、火性と水性が守護神、死木の場合火性と金性が守護神となります。

 

火性(かせい)

 

火性は太陽や灯火を表し、燃え続けるためには燃料としての、木性が必要になります。

 

春生まれの火性は木性が強すぎて、そのままでは使えないので、金性(ノコギリなど)で木をカットしてから使います。よって、守護神は金性。

 

夏生まれの火性は暑すぎるので、水が欲しい、ということで水性が守護神になります。

 

秋や冬になるとだんだんエネルギーが弱くなっていきますので、木性が必要になってきます。よって木性が守護神。

 

土性(どせい)

 

土性は山や田園などを表しますが、季節と季節の間でもあります(土用ですね)

 

春の土性は木が成長するために養分を吸いとられますので、火性によってエネルギー補給をする必要があり、水も必要とします。

 

よって、守護神は火性と水性になります。

 

夏になるとますます乾いていきますので、水が必要になります。

 

秋になると今度は火性で温める必要があります。そして、冬には火性とともに木性も必要になるのです。よって守護神は火性と木性。

 

金性(きんせい)

 

金性は岩石や鉱物資源、宝石などを表しますが、土に埋もれているため、綺麗な水で洗うことが喜びとなります。

 

金性が強いときは水にあっても平気なのですが、弱い時は沈んだり押し流されてしまいます。

 

適度に湿った土をかぶっても平気ですが、乾燥した土をたくさんかぶると埋もれて出てこれなくなります。

 

よって守護神は水性になります。

 

水性(すいせい)

 

水性は海や大河、雨などを表します。

 

水は太陽の光を受けて反射し、素晴らしい情景を浮かび上がらせます。しかし、火性のバランスが強ければ水は蒸発してしまいます。

 

水は常に流れていないと濁ったり腐ったりしてしまいますから、水源と流出先の確保が必要になります。

 

よって守護神は火性や木性になります。

 

※守護神は、どの場合も季節によって変わります。また、命式によって格に入っている場合もありますので、一概に言えませんが、ざっくりとこのような考え方に基づいていると思っていただければ幸いです。

 

 




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