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長野の手相・算命学鑑定士、町田香織です。
皆様は、干支という文字を何と読みますか?普通「えと」と読みますよね?算命学において、欠かせないのがこの干支、これを「かんし」と読みます。
算命学とは、中国の陰陽五行思想に基づく占星術のことをいいます。生年月日から導き出される干支を元に、その人がたどる運命を占う学問として日本で確立されました。
算命学では、その人が持って生まれた星などから、特性や宿命、相性などを算出することができます。
その干支は全部で60個あります。
このように干支に番号がついていて、これだけでも占いをすることができるのです。
六十干支(ろくじゅっかんし)とは?
「十干(じゅっかん)」の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸と、「十二支(じゅうにし)」の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥との組み合わせです。
「十干」は「空間世界」を、「十二支」は「時間世界」を表しています。自分が生まれた日をもとに導き出された「干支」でその人の特徴を掴むことができるのです。
十干のイメージはこのようになります。
「甲」=樹木
「乙」=草花
「丙」=太陽
「丁」=灯火
「戊」=山岳
「己」=大地・田園
「庚」=鉄鋼
「辛」=宝石・砂利
「壬」=海・湖
「癸」=雨・露
十二支のイメージはこのようになります。
「子」=12月・冬
「牛」=1月・冬
「寅」=2月・春
「卯」=3月・春
「辰」=4月・春
「巳」=5月・夏
「午」=6月・夏
「未」=7月・夏
「申」=8月・秋
「酉」=9月・秋
「戌」=10月・秋
「亥」=11月・冬
これを組み合わせていきます。干支番号(かんしばんごう)の1番は「甲子(こうぼくのねずみ)」ですから、冬の樹木ですね。
これを人に例えると、あまり活動的ではないけれども、忍耐力のある人。また、他者を活かす力量がある人。とも捉えられます。
これだけで占いをするのは、難しいところがあるのですが、どのような人か?というのが、ざっくりとわかります。
私はやっていませんが「六十花甲子(ろくじゅっかこうし)」という六十干支をもとにした占いもあります。
ご自分がどのような星を持っているのか知ると、とてもおもしろい発見がありますよ。